Laforet原宿

昨日は朝から晩まで出突っ張り

時間を無駄なく使い切っています

終わりは原宿にいました



有名なLaforet原宿です

ここの照明はかつて僕が在籍していた

コイズミ照明で21〜22年前くらいかと

思います。手がけています。当時は

道路側にも照明オブジェがあったのですが

今は撤去されています



で、知ってはいたのですが、その当時の

照明機器・僕が図面描いたものが今も

現存して点灯して居ます。これは結構

驚くべきことです。多分なのですが

今より物をしっかり作っている・その一言

に尽きるんじゃないかと思います


ここの内装設計は今も都内で活躍する

某事務所です。昔のイケイケな感じで

意匠的には僕の好みではないのですが

これはいわゆるサークライン・蛍光灯

ですね


エレベーターが到着したら両サイドが

光って、上下のお知らせをランプで表現

して!と言われて設計しています

後にも先にもエレベータ屋さんと打合せ

したのはこれっきり。思いのほか大変

だった記憶があります



階段前にはこの様な「ライトパイプ」

と言う別注照明器具があります

両サイドから放電灯で光を送り込み、透明

アクリルの内部に3Mの細かいプリズムが

刻まれたシートを貼り付けています

そのプリズムで光を奥まで送り込みます

光源は両方にあります


実はものすごくタイトな現場、滅茶苦茶な

スケジュールで突貫工事でした。今なら

わかる。これは設計者側の仕切り方に

問題があったのだと


現場は怒号が飛び交い、僕はもう2週間

連続でこの現場に居ました。ある日の

朝礼で、多分このライトパイプの件だったと

思うのですが、その滅茶苦茶なスケジュール

ゆえ、その前日納品されるはずのものが

届かなかったのですね。その朝礼は毎朝

現場関係者が地下で100名くらい集まって

行われるのですが、○電工でした

○電工「おいコイズミ!昨日届く予定のもの

 届いてるのか!」

園「すみません・まだ届いて居ません」

○電工「死ねよ!このボケ!はい次!」

な感じでして。今でも忘れられない

ただし、もうその時点で僕はそんな言葉

でもメゲナいメンタルは持って居ました


で、そのことを直ぐに上司や、当時の

営業担当者Sさんに伝えると、Sさんも

「死ねよだとぉ!」と大激怒

何がなんでも納めるぞと


ライトパイプですが、写真のような

超ロングアクリルが一体で届くのです

なので大型のトラックをチャーター

なのですが、日中そんなトラックを

このLaforetの横の道に停められない

なので荷受けは夜間でして、僕は

オープン3日からこの現場のまさに床に

寝て起きて荷受けや内部への搬送など

様々な作業をして居ました

(取り付けて頂く電気施工者さんも

道連れでして・・)


そしてオープン当日・午前10時が

オープンでしたが、9時まで仕事して

最後は綺麗に機器についた埃を除去

した後、追い出されるように現場を後にした

のでした。この時はコイズミの仲間からも

物凄い手厚いバックアップを受けていました

(納める金額も億単位でしたのもあります)

若いから出来たことですね。今は出来ないです

いい思い出です


ちなみに僕に「死ねよ」と言い放った

○電工の人間はオープン前日に僕側の

機器にも関わる大事な部材を納めきれず

逆に僕に罰の悪そうな顔で詫びに来た

のでした・・(それがなければその日は

家には帰れたのですが)

正直ツバでも吐いたろかなと思ったのは

事実ですが、大人な対応をしましたした

それもまたいい思い出です


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