明治大学2号館〜堀口捨巳の建築


明治大学2号館〜堀口捨巳の建築

が60年経過しているのに伴い

建て替えになる→そのセミナーに

伺ってきました。


外観


僕の仕事は広い意味で建設業なので

こういったセミナーにも時間が許す

限り参加しています。このセミナーは

4部に分かれていまして


沿革

計画

構造

音響+照明(というより採光)


あとで分かってビックリしたのですが

写真のチェックのシャツ着た方は

昔とある現場でお世話になった

電気工学のエキスパートの方で

このセミナー終了後いっしょに飲みに

いきましたw



60年前は照明だって低機能で、決して

明るくない。そんな中で学生に学びを

提供するために、採光こんな感じで

両サイドに手動で調整できるルーバー

あります。


今回、一番面白かった話は実は音響で

これまた60年前に、マイク無しで

400人規模の学生さんに対してキチンと

声が伝わるように、建築そのものに

工夫がなされています。

これは書き出したら長くなるので

割愛しますけど。



1枚目の写真の周り、および、その

1枚目写真の右方向には、このように

緩斜面のスロープや渡り廊下が連続

している。これも説明あったのですが

今でこそ少子化だ何だで学生数は

減少傾向ですが、当時はマンモス校。

その学生を素早く格納し、また方々に

移動させるための機能として

スロープや渡り廊下の必要性があったと。


今は特にこのスロープは、元々は他の

建物に接続していたらしいのですが

今はその先の建物も無くなって、意味が

無いもの≒トマソン化・とか言いますが

そうなっています。ですのでたまたま

今回はセミナーがあったので、この

スロープの上り下りする人がいましたが

普段は殆ど活用されていないとか。


切ないですが建築は、ほぼ永遠性は無い。

法隆寺とか、そういうものは別にして。

人間と同じで、いつかは寿命がきます。


ただ学校でも住宅でも精神性を高める

装置として、僕は建築は重要だなと

いつも思います。


チっと↓いただければ嬉しいです




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