昨日、諸々あって
「没後50年/高島野十郎展」見てきました。
高島野十郎・この画家さん知っていました。
後から出しますが「ろうそく」の絵で
とても有名。
場所は千葉県立美術館
メタボリズムを推進した建築家
大高正人さんの建築です。傾斜屋根・
その屋根は天然スレート
せっき質タイルの外装。
良いものを使っているので建築後50年
経過しているのに、その古さを全く
感じない。広い敷地を存分に活かして
建築と緑が配置されています。
また50年前なのに段差全く無く
バリアフリーです。素晴らしい。
登録有形文化財になっています。
自画像。先日NHK「日曜美術館」でも
紹介されていたのですが東大の理系を
主席で卒業したのに画家に転向している。
この自画像からも、その強い意志を感じる。
ある意味、変人なのかもしれない。
最近の絵画展、写真撮影OK多いです。
ここでもある特定の絵以外は、殆ど
OK。とはいえ僕なんかは全部撮ったり
はしないですね。目に焼き付ける。
静物画や、こういった花の絵とても
美しい。すごく奥行き感あります。
どの絵もですが、まるで「空気」を
描いている様です。
「日曜美術館」でも高島の解像度が
最大になった・・と紹介されていた
絵はコレ。本当に素晴らしい。水の
表現、まるで音が聞こえる様です。
素晴らしい絵が沢山なのですが
その中でも多い「ろうそく」と
「月」の絵。前述したけど知ってて
でも今回初めて実物を見ました。
このモチーフの絵は今回の展示でも
複数あります。僕がコレに反応して
いるのは、僕は照明をやっている
訳ですけど、照明は「ろうそく」と
太陽光、月の光には勝てない、これは
僕もそう思っているし、多くの照明
設計者も同じように言われていますが
故に、この絵は僕に刺さる。
に、しても普通「ろうそく」の絵を
描こう・・なんて事には普通ならない。
ゆらめく炎を凝視して目に焼き付けて
描いているだと思う。感服します。
こう言うとこに来たら、そら照明も
チェックです。この使い方すこし
珍しいと思うのですが、天井が傾斜
しているため、多分そうせざるを
得なかったのだと思います。
僕がもし、この空間を頂いたら
同じ発想か?それ以上に至ったのか?
ちょっと分からないです。
良い絵と良い空間を堪能して来ました。
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