信頼安全性工学

紹介受けまして
目黒〜五反田の間にある
DNPの建物のホールで
KK塾「信頼安全性工学」に
関するレクチャーを受けて
いました。




宇宙工学における安全性を
中心としていましたが、
いわゆる危機管理・これは
原発事故から、この間の
スキーツアーバス横転死傷事故
にも共通するもので、
また、思考プロセスのそれは
僕らの仕事と何ら変わりなく
非常に興味深く拝聴して
いたのでした。

この手法はなぜ原発事故に
使われなかったのか…と考え
ながら聞いていたら、やはり
コメントがありまして、

今回の講師の長谷川さんに
原発関係者が
「地震の際の防波堤の高さが
10mだったのですが、次は
20mですか?30m?それとも
50mですか?」と聞かれ

「いや10mでも、いいんじゃ
ないですか。ただし原発が丸ごと
海水かぶっても大丈夫にすれば」

宇宙では、壊れても修理出来ない。
壊れること前提で「壊れても
機能する」「壊れても安全」な
ものにするのだと。

僕はこれを聴いてて「進撃の巨人
が頭から離れませんでした。




写真はネットからです。
すみません。
巨人が怖くて高い壁作ったら
安心かと思ったら、超大型巨人が
あらわれて、てんやわんや。
この考えは、僕だけでは無く
多くの人がネットアップして
いますが、それと原発は同じだ。

ここで大丈夫だろうと安堵せず、
油断せず、基本的に巨人は入って
くるもんだ・どんなにデカイ
巨人が来ても一掃出来る備えが
必要だったのに、それを怠った
のと同じ。

あと、質問タイムあり、その中で
「この管理技術を政策に(国家公務員
かな?)活かせたらいいのに、政策
における安全性工学が無い」
云々の質問がありました。

そうですね。それがあったら
例えば年金が何兆円も消えるなんて
事は無いかもね。

政策にその様な工学が無いのは
何兆円も失っても誰一人責任
追わないからです。

仕事を失うだけで無く、命取られ
ますよ!と、言われないと
公務員は真剣にならないから。

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