米沢の市立図書館の空間に感動

昨日も山形・米沢でした。

打ち合わせの中で、参考事例で
皆で伺ったのが、ここ



新しく出来た米沢市の図書館です。

OLEDのスタンドが沢山導入されて
いるので。



公共物件では、これかなり頑張って
いると思います。スイッチはスガツネ
あたりのロッカースイッチですね。
おしゃれです。

曲げ合板をうまく面取りして使って
います。面取りしているから実際は
それなりの厚みですが、軽快感が
あります。合板を使うのは、配線穴
の部分は空洞にしといて、そのまま
曲げているだろうから、合理性が
あります。強度も十分です。

僕は何もかもOLEDの器具は薄く軽く
しなけばならない・・・などとは
思っていないです。これは凄く良いと
素直に思います。

この器具を見ること自体が目的
でしたが、実はこの図書館自体の
空間に圧倒されていました。
設計は山下設計です。



図書館は2Fなんですが、1Fから
階段で上がって来るのですが
その動線は図書館の中央に大胆に
確保されています。一旦踊り場に
出るのですが、その時が一番この
図書館の空間と、その天井高さを
感じる事が出来ます。空間が
迫ってくる・書籍に囲まれている
閉鎖感は全く無い・本当に気持ち
良くて、いや・勉強せな・本読まな
あかんやろ・な気持ちになります。

この空間の使い方は寺社仏閣に
通じるものであります。先が見えない
階段を登っていく・うやうやしい
気持ち・最後にパッと空間が開ける・
樹樹に包まれている・的な感覚です。

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