蘭奢待(ランジャタイ)

昨日は打ち合わせで某企業へ。

ちょっと守秘義務あり書けないです。

写真はその行き来の時、よく通るトコ

青山一丁目にある「伝統工芸スクエア」

日本各地のデザイン的に優れた物もの

売っています。いつもなら少し寄って

買うか買わないかに関わらず見て帰る

のが常なのですが、この日はこの後も

用があり、前を素通りだけ。

5月でも無いのに兜・甲冑が並んでた。

また今度、見てみようと思う。

午後は上野で「正倉院展」やってまして

見てきました。当然・・と言えば当然

ですが「現物」では無く「再現模造」が

展示です。展示会内の説明にもありましたが

複製とかの呼び方では無く「再現模造」

と呼ぶんだと。忠実に製造方法から使って

いる材料まで当時と同じ物を作っている。

途方もない時間と努力。でもこれが

正倉院の宝物を1000年以上守っている

秘密ですね。見る価値十分にあります。

「蘭奢待(ランジャタイ)」ご存知でしょうか？

正倉院に伝わる香木で、時の権力者が、

ほんの少し切り取って使っています。

有名なのは織田信長でしょうか？

この展示会の目玉・・かどうかは、

わからないですが、化学分析で再現した

その蘭奢待の香りを楽しめます。写真の

ガラスの器をパッと取って鼻に当てて

(直接肌には付けないけど)その香りを

楽しめます。なんだろ・・僕は少し

シナモンっぽく感じました。

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照明デザイナー・そのりゅうblog