AGC旭硝子・SOUND SCAPE

http://www.agc-milan.com/mdw/2018/

https://www.youtube.com/watch?time_continue=12&v=tUv_BlZni9I





AGC旭硝子のSOUND SCAPEという
展示とセミナーを拝聴してきました

これなのですがAGCがここ数年
ミラノデザインウィークで展示して
いるとかでその紹介でもあります。
セミナー講師には、その会場構成を
された建築家の方含めパネラー4名

場所は京橋のAGCショールーム






透明って見た目のインパクト少ない

写真のガラス面の真ん中に振動子
の振動を拾うロッドがあり
(振動子・・言葉が正しいか僕の
記憶が怪しいです・ちなみにその
振動子はガラスに直接貼り付け
られているのでは無く、この写真
だと床にある)その振動がガラスに
伝わり音が出ている。単なるガラス
では無く合わせガラスで真ん中に
特殊フィルムが挟まれているが
その特殊?が何を指すのかは
気になるところ

昔から「特殊素材」「特殊なんちゃら」
は特殊でも何でもないことが多い
ので



TVの左右・下にミラーがあるのだが
これもその原理を応用したスピーカー
です。今の薄型TVにはマッチするかも



ブログなので申し訳ないですが
音は出ています。
で・確かに綺麗な音が出ています

サイズや切り方によって音は変わる
はずなので、音の評価は難しいと
思われる

セミナーではいくつか気になる
フレーズがありまして通常スピーカー
は「点」の音・それに対してこれは
「面」の音・でして、たまたまですが
それを照明にたとえて話をされて
いました。照明で言うところの
「点光源」「線・面光源」に該当します
これは僕にとって非常に興味深い
ところです。照明と音響は性質似て
います。つまるところフワッとした
柔らかい音・・と言うことになる
のかもしれないです

ミラノの展示会ではこの構造を
理解していないと、どうしても
スピーカーを探してしまう様な
話でありました

未来へのガラスの希望をパネラー
が話していましたが、アクリル
みたいにガラスはユーザーが自在に
加工できないのが難点で、パネラー
のお一方が「融点の低いガラス
出来ない?」と発言あり、面白い
物の見方だなと感嘆。

AGCはミラノデザインウィークで、
この様な感じで開発途中の素材を
出して反応を見ているらしい。
いい試みだと思います。
実際この音の出るガラスを今後
どう使っていけばいいのかは
僕はちょっとわからないけど。

当初あまり期待していないセミナー
でして仕事の都合上・行けたら行く
くらいの感じだったのですが
内容も洗練されていて久しぶりに
いい話が聞けたなと思っています

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