止めどころがわからなくて、いつまでも終わらない



正月休みに読みたい本がいくつか
残っていまして、そのうちの一つ
「本屋大賞」ですね

瑞々しい・清々しい話でした
これ、この中にも出てくる17歳
あたり、高校生あたりの人が
読んだら結構琴線に響くんじゃ
無いでしょうか。若いピアノの
調律師の物語です。確かな
リサーチに基づいて素晴らしい
話になっています

https://ja.wikipedia.org/wiki/原民喜

この文面に原民喜さんの文章が
出てきます

「明るく澄んで懐かしい文体、
少しは甘えているようでありながら、
きびしく深いものを湛えている文体、
夢のように美しいが現実のように
確かな文体」原民喜自身が目指す
文体・こんな文体に憧れていると
いうことを、ピアノの調律に重ねて
います。自分の設計もかくありたいと
思って読んでいまして

あと・どこでピアノの調律を止めるか
の主人公その他の話の中で
「あきらめ」が出てきます

調律「どれだけやっても、完璧には
届かないよ。どこかで踏ん切りを
つけて、これでおしまい、仕上げ、
って、あきらめをつけなきゃ、てこと」
という文面が出てきまして
こういう感覚・何と無く分かります
僕自身も仕事において、止めどころが
わからなくなって、いつまでも
終わらない。そう言う事頻繁に
ありまして

あと絵を描いている時でしょうか







パソコンで描こうが手描きだろうが
〆切があるので、いつかは終了です
なんですが、その「止めどころ」僕
全くわからないんです。その気に
なったら、いつまでも際限なく描ける
描き込みすぎて、その絵が破綻するまで

読まなくてはいけない本・まだいくつか
抱えていますが、そうこうしている
うちに、また仕事が始まります

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