PH5・初めて知ったこと

先日の脚立持ちながらの移動の続き


https://www.louispoulsen.com/ja-jp/professional

ルイスポールセンに呼ばれて六本木の

オフィスへ

本当は僕のところに来てくれる話だった

のですが、この事務所けっこう重たい物を

ゴロゴロと転がしてやって来る

なんだか申し訳ないし、僕もこんな感じで

出歩いている事も多いので、逆に僕から

事務所に行きますよ




新製品のガーデンライトなど

これはいわゆるコールテン鋼風

実際に錆びているわけではなくて

塗装です。ただ上手い塗装だと思う



このスタンドも特に右は良い




これですが有名なPH5の

このセードなど、製品化するにあたり

塗装ムラなどで、はじかれた物を

廃棄せず、剥離剤でわざわざ塗装を

剥がしてラフなイメージで再販する

との事です。これは一つ会社として

資源を大事にしていますよとの

アピールの一環でもあると話でした


アルミなので白く粉が吹くような

仕上がりになる。実際触ると白い

粉が付く。クリアで押さえることも

していないのです。無塗装剥離のまま

よって複数台並べたら個体差はある


ただこういうラフな感じ・悪くない

経年劣化を楽しめる人は良いのではと

僕は考えます


照度計を使っていないのですが

きちんと塗装された物と比べると

多分照度は落ちると思う

ただ許容範囲かな?


ところで


PH5・ほぼアルミで出来ているのは

知っています。この度塗装は本国で

行われ、日本に輸入されるのですが

僕はもちろん知らなかったし、この

会社のスタッフさんもビックリしたとの

ことですが、一番下の材質だけが鉄

これは理由はわかりませんが、多分

他の部材と異なり、ヘラ押しの型が

そのままでは抜けない・絞った形状

になっているので、その関係かと推測

ただ、これくらいは僕の知る限りは

アルミでも全然出来るんだよな・・


もう一つ想像しているのは、このセード

この下部以外はアルミで出来ているのは

前述しましたが、何回かお客さまで

経験しているのですが、アルミゆえに

柔らかいんですよ。ちょっと落とすと

セード自体が歪む。それはなかなか

修正出来ないのですね。なのでこれ

設置前に床に置いて、その自重や

ちょっとした衝撃で変形しないように

下だけ鉄にしたのかな?と、これも

想像の域を出ないのですが


とにかくこのPH5は照明の世界では

名品中の名品。この仕事に従事して

30年以上この照明を見てきましたが

未だ持って知らない新しい発見がある

ことに驚かされます


チっと↓いただければ嬉しいです


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 インテリアブログ 照明インテリアへ
にほんブログ村


ソノベデザインオフィスHPです










#園部竜太 #ソノベデザインオフィス

#SONOBEDESIGNOFFICE

#SONOBE DESIGN OFFICE
#照明 #照明デザイン #ライティング 
#ライティングデザイン #LED #OLED

コメント